観光地として人気の沖縄ですが、移住先としても隠れた人気があります。
キレイな海、澄んだ空気、豊かな自然に魅了されて移住してくる方も少なくありません。
今回の記事では、移住後に沖縄で快適な生活を送るためのコツ8個をご紹介します。
工場や排気ガスなどによるスモッグが少ない石垣島では、88ある星座のうちなんと84もの星座を見ることができます。沖縄に移住したら、ぜひ夜空を眺めてみてくださいね♪
移住前に知っておきたい!沖縄の気候
まずは、沖縄の気候からざっと解説します。
沖縄での年間平均気温は、那覇市だと23度前後です。
加えて冬に10℃を下回ることがほとんどないので、年間を通して過ごしやすい気候なんです。
沖縄県は黒潮が流れる暖かい海に囲まれています。
そのため、海洋の影響を強く受けて、 高温・多湿であることが特徴的です。
さらに、国内の他の県と比べて温度差が小さく、年間を通して温暖な気候と言えるでしょう。
花粉の量が少ないのも、沖縄の気候で地味に嬉しいところ。
沖縄といえば台風をイメージする方もいると思います。
南の海上で発生した台風は日本の中でも沖縄をめがけて進むものが多いですよね。
実際、海水温の高い沖縄へは勢力を保ったまま接近してくるため、被害も大きくなる傾向があります。
台風の影響は空の便だけではなく、船の欠航などにも関わってくるので、早めの情報収集を心がけたいですね。
移住前に知っておきたい!沖縄の文化
沖縄に古くから伝わる言葉として「琉球語」や「琉球方言」があるのは有名ですよね。
沖縄といえば、エイサー、ハーリーといったお祭りをイメージする方もいるでしょう。
「慰霊の日」と呼ばれる6月23日は世界平和を願う、沖縄県民にとって特別な休日であることも知っておきたいところ。
沖縄に移住した後にありがちなのが、時間に対する感覚も大きく違うと感じること。
沖縄の暖かい気候のせいか、本土よりも比較的穏やかに時間が流れているように感じるのです。
そのゆったりとした時間の流れのことは「ウチナータイム」と呼ばれています。
ウチナーとは沖縄のことを指す言葉です。
待ち合わせをしたのに相手の到着が遅いときや、バスなどの公共交通機関が定刻に来ないことなどに「ウチナータイム」を感じることがあるでしょう。
しかし、職場や学校にもよりますが、始業の時間に遅れる人はほとんどいませんので注意が必要です。
事前準備編
沖縄での生活に関する情報収集
沖縄での生活をしっかりとシュミレーションして、移住前とのギャップをなるべく少なくしておくのが移住後のミスマッチを防ぐコツ。
移住をしてから後悔をしないために、十分な下調べや、短期移住、滞在で気になることを解消しておきましょう!
私のブログの記事を参考に情報収集をしてもらえると嬉しいです♪
支援制度を知る
沖縄の地域によっては、移住を支援してくれる制度があることも。
ご自身が使える制度や、制度のある地域を調べて賢く沖縄での移住を進めてくださいね。
低い予算でお試し移住ができたり、移住に向けたサポートが受けられたり、至れり尽くせりの支援を受けられるかも。
また、子育てへの支援が手厚いファミリー層におすすめの地域もあります。
ミルクを支給してくれたり、医療費を助成してくれたりと、ぜひ活用してほしい制度ばかりです。
それぞれのライフスタイルにあった移住先を見つけてくださいね。
沖縄では、保育士限定の移住支援制度も充実しています。
リゾートバイトでプチ移住経験
「お金はないけど、今すぐ移住をしたい!」という人にはリゾートバイトがおすすめです。
短期で1ヶ月程度から働くことができ、希望すれば数年働き続けることも可能なんです。
リゾートバイトは、沖縄に限らず寮完備・まかない付きの求人が多いです。
リゾートバイトで稼いだ分のお金を貯金すれば、移住のための費用にあてられますよね。
また、休みの日には、海や離島に遊びに行けるのもリゾートバイトの良いところ。
現地の人や、リゾートバイトにやってきた全国各地の人と友達にもなれるのも魅力的です。
貯金をしておく
社会人が沖縄に移住する場合、おそらく今の勤め先は辞めることになると思うので、失業保険給付金などを活用すればいくらかは資金が手に入ります。
しかし、100万円から200万円ほどは移住前に貯めておくと安心して移住できそうです。
沖縄移住には引っ越し費用や現地で再就職するまでの生活資金も必要ですからね。
なお、安さ重視ならゲストハウス、快適さ重視ならマンスリーマンションを利用して沖縄移住をすることをオススメします。
沖縄に移住してから編
日焼け対策をしっかりする
炎天下の中海水浴をしたり歩き回っていると、日焼けを通り越して火傷状態になることもあります。
そうなる前に、沖縄では日焼け対策を念入りに行うことが重要なんです。
皮膚が真っ赤になり、ヒリヒリとした傷みを伴ったり、皮がむけたりするのは避けたいですよね。
日焼け止めは、多めに塗る・外出15分前には塗っておく・2時間毎に塗りなおす、という3つのコツを意識して使用してください。
紫外線が強い沖縄では、基本的に年間を通して紫外線対策が必要となります。
アームカバーを付ける、UVパーカーを羽織る、帽子をかぶる、日傘を使う…日焼け止めのためにできることは全て取り組む意識で移住をすると良いでしょう。
日差しが弱まる夕方ごろにお買い物に行く
これも紫外線に関係してくるのですが、日差しが弱まる夕方ごろにお買い物に行くようにしてください。
観光のために沖縄に訪れている人は、お昼でも街中を歩いていますよね。
しかし、現地の人が買い物に出るのは夕方から夜ごろ。
紫外線が強いことをわかっているので、少しでも日差しが痛くないタイミングを選んで買い物に出ているんです。
夏バテ防止に沖縄の郷土料理を味わう
気温が高く、日差しが照り付ける沖縄では夏バテとも隣り合わせ。
夏バテの原因は、室内外の気温差による自律神経の乱れや、熱帯夜による睡眠不足、暑さによる食欲不振といわれていますが、沖縄の料理で夏バテを予防することができるんです。
暑さで食欲がなくなると、ノド越しがよい蕎麦や冷やしそうめんなどの麺類、アイスクリームなどが中心の食事になり、栄養バランスが偏ってしまいがちです。
そこで、夏バテ防止にゴーヤー、水分が多くてさっぱり食べられるシブイ、ナーベーラーなどを使った料理を食べてみてください。
ゴーヤー、シブイ、ナーベーラーはビタミンを豊富に含んでいるので、疲労回復や風邪の予防、肌荒れなどにも効果があります。
ゴーヤーの苦味の正体は「モモルデシン」という成分でできており、これがとっても身体に良いのです。
ゴーヤーは他にも、胃腸の粘膜を保護したり食欲を増進する効果があり、まさに夏バテの時期にピッタリの野菜ですね。
除湿器を頻繁に利用する
5月から6月の梅雨の時期は、沖縄だと室内の湿度が90%を超えるときが普通です。
その湿度の中、除湿をしなければありとあらゆるものがカビてしまうため、除湿器は沖縄移住になくてはならないものです。
「エアコンの除湿機能で代用すればいいのでは?」という人もいるかもしれませんが、それはおすすめできません。
なぜならば、台風が襲来しているときにエアコンを使うと、室外機に相当な負荷を与えてしまい、エアコンが故障する可能性があるからです。
毎年必ずやってくる台風の時期にエアコンを付けられないのでは、家じゅうのものがカビだらけになってしまいます。
もちろん、湿度もグッと上がった室内では洗濯物は乾きません。
沖縄移住を検討しているなら、大容量の除湿器を1つ買っておくのが無難です。
まとめ
今回の記事では、沖縄で快適生活を送るためのコツ8選をご紹介しました。
沖縄での生活に関する情報収集
支援制度を知る
リゾートバイトでプチ移住経験
貯金をしておく
日焼け対策をしっかりする
日差しが弱まる夕方ごろにお買い物に行く
夏バテ防止に沖縄の郷土料理を味わう
除湿器を頻繁に利用する
この記事を参考にして、沖縄での暮らしをイメージしてもらえると嬉しいです♪